六味丸
六味丸( ろくみがん )
ろくみがん


六味丸(ろくみがん)は、中国宋時代の医学者 銭仲陽の書「小児薬証直訣」に記載された薬方で、衰えた腎気(腎の機能)を強める薬方として知られています。
漢方で言う腎気とは、現代医学における腎臓、副腎、膀胱、そして生殖器を含めた総称です。
「六味丸」は次のような症状に用いられます。

  • 疲労倦怠感、特に腰から下がぬけるように疲れる。
  • 口が渇く。
  • 多尿、頻尿、夜中にトイレに起きる回数が多い。反対に尿量が少なくなることもある。
  • 尿の出が悪く、残尿感など排尿困難がある。
などを指標とします。



熟地黄4.0、 山茱萸4.0、 山薬4.0  牡丹皮3.0、 沢瀉3.0、 茯苓3.0



疲れやすくて尿量減少または多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症状:
排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみ


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