補気建中湯エキス細粒G「コタロー」 84包

【漢方薬紹介】補気建中湯(ほきけんちゅうとう)「コタロー」について

暑さが継続してしまい、汗をかいてしまったり身体も疲れやすくなる季節となって参りました。暑い時期には主に生脈散(しょうみゃくさん)清暑益気湯(せいしょえっきとう)など暑さにおすすめの漢方薬もおすすめではございますが、秋の時期になりますとなぜか食欲不振や疲労倦怠感が出てしまう方も多いのではないかと思います。

夏から秋の変わり目の季節には足に浮腫(むくみ)が出てしまったり、お腹がなんとなく水っぽい張りなどの腹部が膨らんだ状態(腹部膨満感や腹水)といった症状がが気になる方も多い時期でもございます。今回は元気がなく、浮腫や腹水などによって膨満感を感じてしまう食欲不振や疲労倦怠におすすめの漢方薬「補気建中湯(ほきけんちゅうとう) 」を紹介させていただきます。

補気建中湯(ほきけんちゅうとう)のお求めはナガエ薬局で!

元気のない方の浮腫や腹部膨満感に!

補気建中湯(ほきけんちゅうとう)は元気がない状態の浮腫(むくみ)や腹水、慢性的にこれらの症状が起きている期間が長くなり、他の漢方薬(療方調流・柴苓湯など)でも効果が出なくなってしまっている方の浮腫(むくみ)や腹水・腹部膨満感などにおすすめの漢方薬です。

胃腸があまり強くない方や食欲不振がある方の浮腫(むくみ)や腹部膨満感・腹水が改善しない方の改善や肝臓疾患などの難治性疾患の方に多い症状(腹水)を改善する事によって生活の質(QOL)を高める事や急激な体力が低下するのを防止する事で体力や気力を甦させる事も期待できると言われています。

効能効果

体力虚弱で胃腸が弱いものの次の諸症:腹部膨満感、むくみ

処方解説

四君子湯(しくんしとう)と平胃散(へいいさん)を組み合わせて甘草(カンゾウ)を除く代わりに 黄芩(オウゴン)、沢瀉(タクシャ)、麦門冬(バクモンドウ)を加え、 内熱を取り除いて白朮(ビャクジュツ)や茯苓(ブクリョウ)などの利水効果を助ける黄芩(オウゴン)、 気を巡らせる役割の香朴(コウボク)といった主に中焦を補って小便を利する作用(利水)の効果がある構成となっています。

また、煎じ薬で経験豊富な漢方薬の専門家の意見を取り入れた上で初めてエキス化した漢方薬で白朮(ビャクジュツ)と蒼朮(ソウジュツ) のダブル配合で利水効果をさらに高めてるのも特徴です。

生薬構成

元気がなく衰弱した方の利水剤です!

こんな症状はありませんか?

  • 食欲不振、疲労倦怠、全身虚弱でお困りの方
  • 腹部膨満感、腹水でお悩みの方
  • 浮腫(むくみ)でお悩みの方

補気建中湯(ほきけんちゅうとう) は疲労倦怠感や全身の衰弱などがあり、浮腫(むくみ)や腹部に膨満感や腹水が起きてしまって食欲も湧く事がなく、栄養も身に付かない方を中心に膨満感や浮腫などがあって疲れがある方を中心におすすめの漢方薬です。

ぜひ食欲不振や倦怠感、腹部膨満感や浮腫 (むくみ)でお悩みの際には補気建中湯(ほきけんちゅうとう)をご利用ください。

似た症状がある場合

療方調流(りょうほうちょうりゅう)

尿量が少ない・尿の出が悪くて浮腫やすい方や下痢、喉の乾きで水分補給をする以上に水を吐いてしまう方、腎臓の異常による浮腫が気になる方におすすめの漢方薬です。最近では頭痛やめまいなどの症状にも使用されています。

猪苓湯(ちょれいとう)

結石などの炎症で尿が濃い・血尿が出る、熱感を感じたり、腰や下肢のむくみなど 排尿系統のお悩み(排尿痛や残尿感など)による浮腫を中心におすすめの漢方薬です。膀胱炎などにも使用されています。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

腰から下の冷え、重だるさや疲れやすい方や冷えを感じる夜間尿や残尿感を中心におすすめの漢方薬です。糖尿による症状(口渇・多尿など)にも使用されています。

療方健脾(りょうほうけんぴ)

飲食物がみぞおち辺りの詰まるのを感じる方や食欲がなく疲れやすい方、食欲不振におすすめの漢方薬です。療方健脾や六君子湯などをお使いの方で腹部膨満感や浮腫が改善されない場合には補気建中湯をおすすめします。

療方昇陽(りょうほうしょうよう)

疲労倦怠感が激しい方の食欲不振や手足のだるさなどがある方を中心におすすめの漢方薬です。胃腸を補う事でエネルギー源(気)を増す事で下がってしまっている物を持ち上げます。また、ご高齢の方で便秘の方にも使用されています。

他の漢方薬もございます!

ナガエ薬局ではコタロー(小太郎漢方製薬)クラシエ薬品の漢方薬などの取り扱いを行っておりますのでぜひご利用ください。漢方薬をお探しの場合には漢方薬名(ひらがな可)でもご検索頂けます。