麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)エキス細粒G「コタロー」

【漢方薬紹介】麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)「コタロー」について

気温が徐々に暖かくなる季節でもあり、梅雨の季節にもなって参りました。体調を崩しやすい季節でもございますので体調管理には十分注意をしながら過ごしてまいりましょう。特に現在は新型コロナウイルスの変異型が猛威を奮ってしまっている状況ではございますが、当店でも感染予防対策はしっかりとしながら営業しておりますのでご安心いただければと思います。

今回は小太郎漢方製薬より新発売となりました漢方薬で嗅覚障害や嗅覚異常を中心に鼻の症状(アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎、蓄膿症、副鼻腔炎など)の効果がある漢方薬「麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)」を紹介させていただきます。

麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)のお求めはナガエ薬局で!

嗅覚障害や鼻詰まりなど鼻の症状に!

麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)はエネルギー源(気)を益して暖める力(陽)を上げる役割(益気升陽)や風を取り除いて寒さを散らす役割(祛風散寒)がある麗沢通気湯(れいたくつうきとう)に鼻を通じさせる役割(通竅)のある辛夷(シンイ)を配合した漢方薬です。

特に嗅覚障害や嗅覚異常をはじめとする鼻症状全般に関する専門薬と言われ、嗅覚障害の改善や慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻詰まりなどの緩和や蓄膿症・副鼻腔炎を伴う頭痛、気管支炎、花粉症などの諸症状などさらさらとした薄い鼻水を伴っている急性の鼻症状から鼻詰まりなどの慢性の鼻炎までおすすめできる漢方薬です。

効能効果

体力中等度のものの次の諸症:嗅覚障害、嗅覚異常、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)

処方解説

鼻詰まりなどの症状に用いられている漢方薬の葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)の桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、川芎(センキュウ)を取り除き、外からの影響を受けやすい方や風邪を引きやすい方におすすめの漢方薬の玉屏風散(ぎょくへいふうさん)や風と湿を取り除いて暖める力(陽)を上げる役割(祛風湿・昇陽)がある生薬と暖める力を補う役割(温補)のある生薬を配合した処方となっています。

主な生薬構成

嗅覚障害・嗅覚異常や鼻全般の症状におすすめです!

こんな症状でお困りではありませんか?

  • においが分からない方
  • 普段と異なる臭いを感じてしまう方
  • 鼻全般の症状で悩んでおられる方
  • 蓄膿症や副鼻腔炎で困っている方
  • くしゃみや鼻水でお困りの方
  • アレルギー性鼻炎や花粉症でお困りの方
  • 鼻詰まりなどの症状がある方

麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)は嗅覚障害や嗅覚異常などといった嗅覚に関する症状を中心に鼻の症状でお困りの症状にもおすすめできる漢方薬です。

ぜひ嗅覚に関する事でお困りの方や鼻の症状全般でお困りの方は鼻の専門薬でもある麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)をご利用ください!

似た症状がある場合

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

鼻詰まりの症状や蓄膿症、慢性的な副鼻腔炎を中心に鼻詰まりや鼻に関する症状がある方を中心に背部痛や頭痛、首筋のこりなどの改善に用いられる漢方薬です。

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

黄色い粘り気のある膿性の鼻水や慢性鼻炎など鼻に熱を感じる(熱感)の鼻症状や蓄膿症、副鼻腔炎、鼻詰まりにおすすめの漢方薬です。肺を潤す効果もある事から肺の熱や気管支炎などにも用いられています。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

水様性の鼻水や痰などの症状がある咳や気管支炎、花粉症の時期を中心に鼻炎などの鼻の症状やくしゃみなどにおすすめの漢方薬です。アレルギー性鼻炎などを中心に用いられる事が多い漢方薬でもあります。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょとう)

皮膚や鼻、耳などといった部分、粘膜に過敏な部分に症状が出やすい方の慢性鼻炎や蓄膿症、副鼻腔炎などにおすすめの漢方薬です。中耳炎やニキビ、呼吸器系統に症状が出やすい方にもおすすめです。

中国では…

中国では麗沢通気湯加辛夷の辛夷(シンイ)がない麗沢通気湯(丽泽通气汤:れいたくつうきとう)として紹介されています。

主にエネルギー源(気)を益して暖める力(陽)を上げる役割(益气升阳)、風を取り除いて寒さを散らす作用(祛風散寒)の漢方薬として主に呼吸を司る臓器(肺)のエネルギー源の気(肺気)が不足している場合や主に冬~春に掛けて起こりやすい風や寒による感冒(外感风寒)や鼻詰まり(鼻塞)に用いられる漢方薬として紹介されています。

他の漢方薬もございます!

ナガエ薬局ではコタロー(小太郎漢方製薬)クラシエ薬品の漢方薬などの取り扱いを行っておりますのでぜひご利用ください。漢方薬をお探しの場合には漢方薬名(ひらがな可)でもご検索頂けます。