第3回の独活寄生丸は腰痛や下肢の痛みにおすすめの漢方薬として紹介しましたが、第4回目となりました今回の漢方薬紹介は「茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)」について紹介したいと思います。茵蔯五苓散の蔯という文字が機種依存文字で文字化けなどを起こす可能性がありますので当店では「茵ちん五苓散」と蔯をひらがなで使用しています。中には「茵陳五苓散」と陳という漢字で記載されている場合もありますが、正しくは「茵蔯五苓散」となります。
茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)は口の渇きや尿量が減るなどの症状を中心に用いる漢方薬の五苓散(ごれいさん)に、悪心や吐き気などの湿熱の症状に使用できる生薬の茵蔯蒿(いんちんこう)を配合した漢方薬です。
茵蔯蒿にはかゆみを止めるという効果もありますので、蕁麻疹(じんましん)や浮腫(むくみ)などといった皮膚の掻痒症や下痢、胃腸炎、二日酔いなどにもおすすめです。
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